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『世界のエリートがやっている 「 最高の休息法 」』久賀谷 亮

こんにちは。人生に迷っているあごきれうさぎのみもらです。

 

これから、本をすこぶるたくさん読んで行きます。目標700冊!!

せっかくなので、読んだ感想を少しずつこちらに載せていくつもりです。

 

第一弾。

 

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マインドフルネスを用いて、脳を休息させて、疲れない心と身体を作る方法論が、ストーリー形式で展開されていて、とってもわかりやすく読みやすい本です。

 

難しいことをストーリーにすることでわかりやすく伝えるという本のスタイルという意味では、「嫌われる勇気」や「100円のコーラを1000円で売る方法」とも似ていて最近売れている本の系統なのかもしれません。

 

特にこの本の設定として面白いのは、主人公のナツが、座禅、修行、瞑想といった、非科学なものを嫌っているという点にあると思います。

 

脳科学者を志す研究員のナツは、研究が行き詰まりグローブ教授の助けを求めます。そんな中、ナツは伯父のベーグル店の立て直しをすることになり、グローブ教授の指導の元、

  • 働く前の瞑想
  • 食を通したマインドフルネス
  • 怒りの感情や衝動の調整
  • 雑念(モンキーマインド)との向き合い方

など、実践していきます。

 

はじめは、グローブ教授の指導を半信半疑に聞いていたナツも実践を通して、従業員の集中力・やる気の変化、店の売れ行きの変化を感じとり、マインドフルネスの申し子になっていく様が描かれています。

 

従業員のやる気や仕事の効率を引き出す方法として、気合・根性のような昭和的なやり方やトップダウンの押し付けではなく、従業員の心の状態に着目して集中力のアップやストレス軽減、免疫力の向上を目指すという方法が、労働人口が減っていくこれからの時代に合っていると方法ではないかと思いました。ただこれだけやっていれば、なんでもうまくいく、みたいなものでは無いでしょうが。

 

 

 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
 

 

 

今週のお題「読書の秋」 

脳科学 × 瞑想

西洋医学 × 東洋医学